ウェリントン市街地付近にある、野生動物保護区「ジーランディア・エコサンクチュアリー」に行ってきました!動物園とは少し違う、貴重な固有種の生き物達が自然の中で暮らす場所です。
今回は、ジーランディア・エコサンクチュアリーの行き方と共に現地の情報をお届けします!ニュージーランドならではの生き物を自然の中で探す旅に出かけましょう!
ジーランディア・エコサンクチュアリーとは
野生動物保護区です。
野生動物保護区とは、環境と持続可能性に配慮しつつ、自然と生態系を守りながら自然と親しむ機会が提供されている場所です。例えば、絶滅危惧種に登録されている動物を繁殖させつつ、人々が動物の繁殖に影響を与えない範囲で観察を楽しめるように整備された場所になります。
こういった地域は、外から天敵となる有害生物を持ち込まないようにすることにも最新の注意が払われています。ニュージーランドの入国時に登山靴などの持ち込みが制限されていたのを思い出しました。
ニュージーランドは特に、持ち込まれた動物達を駆除しようという動きがあり、例えばポッサムもその駆除対象の動物だったりします。元々、ニュージーランドはイルカやクジラ以外の哺乳類がいなかった島であり、飛べない鳥が多いのも天敵となる哺乳類がいなかったことが理由の一つであると言われてします。
モアは人の食料となったことで、絶滅に追いやられました。また、ポッサムは鳥の卵を食べてしまうため、元々の島の原種である鳥の生態を脅かしており、非常にニュージーランド人に嫌われています。
例えば、森林道を車で走っていると、よくポッサムが飛び出してくるんですが、ニュージーランド人によく言われるのは、「彼らは疫病神だから、轢いてしまってくれ」なんて半分本気、半分冗談で言われます。
それほど、環境や生態系の保存に力を入れている国ということです。
アクセス
アクセスは、非常にいいです。
中心街とケーブルカー乗り場から無料シャトルを運行していますし、車で行くとしても、ウェリントンの中心街からたったの10分ほどととても近いです。
中心街の近くに自然に触れられる場所があるのもニュージーランドの特徴ですね。
森林の中で出会う見たことのない鳥
さて、実際どんな所なのかというと、広大の森の中を歩きながら、様々な鳥やカエル、その他爬虫類やウェタというニュージーランド固有の生き物を探していくことになります。私は出会えませんでしたが、キーウィもいるようです。
もちろん保護区域ないとは言え、動物園と違い野生生物なので、もしかしたら出会えない可能性もあります。
ただ、森林の中をウォーキングするだけになったとしても、鳥のさえずりは聞こえてきますし、とても気持ちのいいものです。
また、一部エサが置いてあったりもしますので、そこに群がる鳥を観察することはできます。

最後に
私が行った時は、雨だったこともあってか、あまりたくさんの種類の生き物には出会えませんでした。ただ、「タカへ」や「サドルバック」を見た時はとてもテンション上がりました。
特にタカへは思ってたよりも大きい鳥で、その上羽がとてもキレイです。
遠目だったので、中々写真では伝わらないかもしれませんが、ダチョウ以外飛べない鳥を見たことがなかった僕にとっては、新たな飛べない鳥を肉眼で見れたことは大きな収穫でした。
運が良ければキーウィやその他ゲッコーやトゥアタラといった珍しい生き物にであるかもしれません。
ウェリントンに訪れる際は、ぜひ足を運んでみてください!
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