NZの会社で働いてみて感じた日本との違い-気になる所編

仕事

こんにちは、おさみです!

前回の記事では、NZの会社で働いてみて感じた日本との違いの中で特にいいなと思った点についてまとめてみました。
今回は、逆に気になる点について書いていこうと思います。

日本で働いていた時と比べて気になる所

さて、早速ですが、気になる所をいくつか並べていきたいと思います。

上記も私の経験ベースの話にはなってしまうので、日本でもそういう企業はあるかもしれないですし、NZの会社全てがそうではないと思います。

それでは、見ていきましょう。

役割がはっきりしすぎているので、その役割の人を通さないと話が進まない

これは、いい点に書いた部分でもあるんですが、役割がすごくはっきりしているので、自分の役割を超えた途端、「それは〜の仕事だから私ではどうしようもないので、その人に確認するまで待ってくれ」といったことが度々起こります。

また、人によっては、その確認作業などにけっこうな時間を取ったりするので、仕事が止まるということが起こります。

逆に言うと、自分のやらないことを決めていると言うことでもあるので、シンプルな意思決定ができるという意味ではいいことなのかもしれません。
けっこう多いのが、言い訳として「自分の仕事の範囲はここまでで、それ以上は自分のコントロールできない部分だからどうしようもない」となり、問題がしばらく未解決で残されることが多いです。

これは、恐らく聞いている相手もそれをどうしたら解決できるのか本当に分かっていないパターンで、担当者の話を聞くまで、お手上げ状態ということだと思います。

日本人がよく、「このくらいやってくれればいいのに」ということを海外で言っているのを聞きますが、恐らく背景にこういった理由があって、「できない」というのが実際なのではないかと思います。

逆にこれをやってしまうと、他の人の仕事を奪うことにも繋がるので、あまりいい顔をされなかったりもするんじゃないでしょうか。

どちらがいいとも言えませんが、郷に入っては・・・ということで、よっぽどいい方法がある場合を除いて現地のお作法に従って仕事をすることをオススメします。

近い人種でグループが分かれる傾向がある

恐らく意識しているわけではないとお思いますが、やはり近い人種で集まる傾向はどこでもあるんだなーという印象を受けています。

単純に楽だからという理由がほとんどだと思います。
言語の壁がある時もありますし、コミュニケーションがローコンテクストかハイコンテクストかで大きく、会話の進め方が異なったりするので、ローコンテクストでのコミュニケーションに慣れた人はローコンテクスト、ハイコンテクストの人はハイコンテクストという様にグラデーションの度合いが近いほど、英語でのコミュニケーションも取りやすいんだなという印象を持っています。

英語のレベルがある程度ないとしんどい

これはNZというより、私自身の問題です。笑

当然なんですが、英語のレベルがある程度ないとしんどいです。
ワークビザの申請のために用意されているレベルが、IELTSで6.5だったりするんですが、これが設定されているのもそりゃそうだと納得します。

私はIELTSを持っていないんですが、日本にいた時にTOEIC900オーバーくらいでした。
そこから、NZに来て間違いなく英語力は上がっているんですが、それでもなお聞き取りに困ったり、伝えたいことをうまく伝えきれないことがあったりします。

特にKiwiアクセントにまだまだ慣れていない部分もありますが、日本に敬語がある様に仕事上で使われる英語の言い回しも変わったりするので、聞き慣れない単語や表現に四苦八苦している様な状態です。

当然、英語の話せる具合に応じて、他の社員とのコミュニケーション量も圧倒的に変わるので、中々辛い部分もあったりします。

言語の壁は思っていたよりも厚いですね。

結果を出せば、受け入れられる

個人的にはこれが一番興味深い出来事だったんですが、いい結果を出した途端、色んな人に声をかけられる様になりました。

私の場合は、入って1ヶ月くらいは研修やテレワーク、ウェルカムパーティなどもなかったこともあって、社員とコミュニケーションを取ることも少なく、同じチームのメンバー以外と話すことはほぼ0の様な状況でした。

入社2ヶ月目くらいまでそんな状態が続いたんですが、社内でパフォーマンスが1位になってから、急に他の社員からあいさつされたりする様になりました。
うちは営業会社なので、毎週社員のパフォーマンスが公表されますが、しばらく1位をキープしていると向こうから声をかけてもらえることが増えました。

恐らく、向こうから会話する理由が出来たからだと思います。
私の場合は英語が少しネックなので、中々コミュニケーションが取れなかったんですが、これによって社員とのコミュニケーションが自然と増えました。

海外で働いているけれど、英語に自信がないという人は、圧倒的な結果を出すことでコミュニケーションを取るチャンスが増やせる可能性があるということですね。

ネイティブのグループに入っていくのにそれ相応の壁があります。
日本で働いている人で外国籍の人がチームにいたら積極的に声をかけて欲しいなと思います。

最後に

いかがでしたでしょうか?

私の体験ベースの話になってしまうので、参考になる部分、ならない部分があると思いますが、海外で働いてみての感想は、やなことも含めて毎日新しい刺激があるので楽しいです。

あと、同じ会社で働く日本人を見ていて、考え方やものの見方が変わらない限り日本だろうが海外だろうが、どこで働いても一緒なんだろうなということはよく感じます。
これは日本人だけでなく、現地の人を見ていてもそうです。

日本でもいい働き方はたくさんあるので、乱暴に日本の生産性は〜という話をするのはナンセンスかもしれません。まずは、自分の向き合い方を見直すのが一番早く効率的なように最近は思います。

就職するまでについては、以下の記事にまとめていますので、読んでみてください。

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