レッド・ロックス・リザーブで野生のオットセイを見よう!-ウェリントンから車で30分

sn-redrocks ニュージーランド

ウェリントンから南に車で30分ほど行った所に、野生のオットセイが山ほど見れるスポットがあります。レッド・ロックス・リザーブという地質学上でも重要とされている場所で、その名の通り、赤い岩が見られるのもここの特徴の一つです!

今回は、レッド・ロックス・リザーブの行き方と共に現地の情報をお届けします!

img-map
南の沿岸沿にある「レッド・ロックス・リザーブ」

レッド・ロックス・リザーブとは

レッド・ロックス・リザーブとは、その名の通り赤い岩が立ち並ぶ観光スポットです。
オフィロ湾(Owhiro Bay)にあるテコパホビジターセンター(Te Kopahou Visitor Centre)という場所から、海岸線を歩いて行くと、真っ赤な岩場地帯が見えてきます。

img-red-rocks
レッド・ロックス

ここは、マオリの歴史でも地質学上でも全国的に重要とされている場所のようです。
この赤い色の岩については、諸説あり、以下のように2つの伝説が残っているようです。
どちらも血に染まっている点で共通していて、もしかしたら曰く付きの土地なのかもしれません。

岩の色についてはマオリの伝説が2つ知られています。一方は、ポリネシアの有名な航海者クぺが主人公です。パウア(あわび)を集めていて貝に手を挟まれ、その時に流れた血で岩が赤く染まったとされています。もう一方は、クぺの娘たちの血に染まったというもので、長い航海からなかなか戻らない父の安否が心配になり、岩場に出たときに深い切り傷を負ったと伝えています。

引用:https://www.newzealand.com/jp/feature/red-rocks-reserve/

ただ、それ以外にも野生のオットセイのコロニーとしても有名なんです!

行き方

ここまで、バスでも行けるようですが、あまり便利ではなさそうです。

・アイランド・ベイ行きの1番のバスに乗って終点で降り、バッチ・カフェ、オフィロ・ベイ・パレードを通って海沿いに進みます。遊歩道の起点までは2kmほどあります。
・平日は4番のハッピー・バレー行きのバスですぐ近くまで行くことができます。病院から複雑な道を通る29番のサザン・ショッパー・バスも利用できます。
・週末の朝7時前と午後7時以降は、ハッピー・バレーおよびオフィロ・ベイにアクセスするバスはありません。

引用:https://www.newzealand.com/jp/feature/red-rocks-reserve/

ここに限らずですが、ニュージーランドでは、公共交通機関を利用するよりはレンタカーを利用することを強くオススメします。

レンタカーの場合、まずはオフィロ湾(Owhiro Bay)にあるテコパホビジターセンター(Te Kopahou Visitor Centre)という場所を目指します。車だとウェリントンの市街地からここまでは、20分ほどで着いてしまいます。

ここには駐車場があり、許可された車以外はここからレッド・ロックス・リザーブまで歩くことになります。土砂崩れの状況などにもよるようですが、4WDの車であれば入場ができる時があるとか。

このテコパホビジターセンター(Te Kopahou Visitor Centre)では、地質学的にここがどんな場所なのかという紹介がされています。

また、ここの駐車スペースには、キャンパーバン向けのスペースもあり、無料で滞在が可能な場所です。

ビジターセンターの前には、小さなコンテナカフェがあり、ここで1杯コーヒーを飲んでウォーキングをスタートしました。

img-container
黄色のコンテナがカフェになっています
img-cafe
センスのあるフレーズに元気をもらって出発です

レッド・ロックスとオットセイまで歩く

ビジターセンターから、レッド・ロックスまで、歩いて約40分ほどかかります。
実際歩いてみると、海沿いを歩くため景色はよく、あまり苦ではありません。

途中、砂利道があり、そこにアワビの貝殻がたくさん落ちていたりします。
アワビの貝殻を磨くとお土産屋さんによくある虹色の貝殻やアクセサリーを作れるので、持ち帰って磨いてみてもいいかもしれません。

レッド・ロックスが見えた辺りから、さらに10分ほど歩くと、デビルズ・ゲートという場所にたどり着きます。

名前の由来は勾配があまりにも急だからと先ほどのカフェの店員さんが言ってました。
確かに写真では分かりづらいんですが、この勾配は車で乗り越えたくないなという感じです。

img-devils-gate
デビルズ・ゲート

ここを車で乗り越える時は、反対側から車で引っ張ってもらう必要があるらしく、頂上に着いた瞬間次は、急な坂になっていて運転するのがとても怖いそうです。

このデビルズ・ゲートの手前100mからオットセイが姿をあらわし始めます

野生のオットセイはめちゃくちゃかわいい

お待ちかねの野生のオットセイ!
言葉で伝えても伝わらないので、いくつか写真を載せておきます。

img-seals-baby
オットセイの赤ちゃんず
img-seals
そこら中でうなだれているオットセイ達
img-borne-seal
オットセイの骨が落ちてたりもする
img-seal
みんなめちゃくちゃ気持ち良さそうに寝てる

敏感なオットセイに危害を加えないよう、充分な距離を保って観察しよう

実は、オットセイは敏感な生き物です。
たまに近づきすぎてオットセイに攻撃されるということもあるとか。

写真のように、20m以上の距離を保ちましょう、という看板もあります。
見に行かれる方はマナーを守って楽しみましょう!

img-board
マナーを守って観察しましょう

最後に

レッド・ロックス・リザーブどうでしたでしょうか?
ウェリントンから気軽に行ける距離感なので、定期的に行っても良さそうだなと思っています。

それくらい、適度な近さと自然がある場所です。

ウェリントンに訪れる際はぜひ足を運んでみてください。

にほんブログ村のランキングに参加しています。
ぽちりと押していただけると

にほんブログ村 海外生活ブログ ニュージーランド情報へ