海外移住を考えてる方、多いと思います。
- 海外での就活、どうやってするんだろう?
- ワーホリビザからフルタイムへの就職は出来るのだろうか?
- どのくらい英語力が必要なんだろうか?
- スキルは?
私自身、上記のような疑問を持ちながら、ワーホリビザでNZに入り、いわゆる就活をしてみました。最終的には、2社から正式にフルタイムの正社員としてのオファー(内定)をもらいました。
今回は、実際に就活してみて感じた、海外で就職するために必要なこと、事前にできる準備をご紹介したいと思います。内容的にはどれも当たり前のことです。が、だからこそ事前の準備が必要なんだなと思っています。
どんなスペックだったか?
さて、まず就活を始める時点での私のスペックですが、以下のような感じです。
現地のCV(履歴書)に書くような内容で書こうと思います。
- インフラエンジニアを5年経験
- 半年はOJT
- 1年半弱は大規模情シス
- AWS + CentOS + Nginx + PostgreSQL + Atlassian製品 の運用を3年
- 運用中にAnsible, terraform, Python, ShellScriptでの作業のコード化
- 担当サービスのBCP策定
- CCNA、MCP、ITIL、AWS SA、応用技術情報、LPICなどの各種資格保有
- 公開しているGitHubはヘボヘボでした
- 事業開発を半年経験(兼務)
- ビジネスパートナーとして、海外製品の日本市場開拓
- 大学は農業経済・経営・市場学専攻
- 英語力:2年前に取ったTOEICが905。ビジネス利用経験あり。
ざっとですが、上記のスペックで現地のエンジニア採用に応募しまくりました。
コロナの影響もあって、就職難
就活を始めたタイミングは、コロナで最初のロックダウンが明けてからです。
6月初め頃から、CVとCover Letterの雛形を作成し、応募し始めました。
使ったサイトは、以下の2つがメインです。他にもたくさんあるとは思いますが、使いやすさとほとんどの会社がどちらかでは募集をしているので、下記のサイトを活用していました。
ただ、このタイミングはコロナの影響で失業者の数がすごく、現地人ではないかつワーホリビザの私には、中々ハンデが大きい上での就活となりました。
上記のサイトを通して、50社ほどにCVを送りましたが、返事がきちんときて面接までさせてくれたのが6社、その内内定が2社という感じでした。
というのも、ほとんどの会社が返事自体くれません。また、日本のように採用プロセスが早いわけでもなく、最終的には2ヶ月ほど時間がかかりました。
内定をもらうために重要だと思うこと
ここからは、内定をもらうために重要だと思ったことを書いていこうと思います。
- CV・Cover Letterの質を上げる
- 自分に関する説明は全て英語のスクリプトを作成する
- せめてCVに書いたことは英語で説明できるようにしておく
- 自分が何故相手の会社にとって必要かを説明できるようにしておく
- 自信
実は、どれも日本でやることと変わらないと思っています。強いて言えば「英語で伝える必要がある」のですが、恐らく日本語で同じことができないと英語で戦うことは無理だと思っています。
いきなり英語で文章を作り始めたりする人がいたりもしますが、個人的な考えですが、第二言語は第一言語の語彙力・言語化力を超えることはないと思っています。文法的な違いや言い回しの違いこそありますが、あくまで「どんな内容を伝えようとしているのか」、「それが論理的なのか」はどの言語においても変わらないポイントだと思うので、できない英語でいきなり文章を作ろうとして時間をかけるのではなく、日本語だったらどう言うのかをしっかり考え、英語の言い回しに落とし込む(最悪Google翻訳に欠ける)でいいと思ってます。私の場合はそうやりました。
それぞれ具体的にどうするのかについては、長くなったので別記事にまとめました。
興味がある方は覗いてみて、是非参考にしてみてください!
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